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作者:鈴谷鐵五郎

冬から初春に咲く椿は、我々日本人にとって身近で関係の深い花だと思います。絵画や工芸においては桜や梅と並び常に人気のモチーフ。古くから今日に至るまで様々な形で描かれてきました。ちなみに、花言葉は「控え目な素晴らしさ」「謙虚な美徳」。


古くは「日本書紀」、「万葉集」や「源氏物語」にも椿が登場しています。また、茶の湯の流行は椿を一般に普及させました。冬から春にかけての茶花として初めて椿を愛用したのは千利休だったようです。豊臣秀吉も椿を好み茶の湯に用いたといわれ、茶の湯において椿はとても珍重されてきました。

また、江戸時代には徳川秀忠(二代将軍)が椿を好み、庭園を作り全国の諸大名から色々な椿を献上させたとか。そうしたこともあり、以降は絵画や工芸品の題材に椿が使われるようになったようです。

棗(つばき) 

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